きのこの成分と効用


きのこ類は、自然志向・健康志向の高まりとともに食べる機会が増えてきています。

きのこ類の成分は、水分、蛋白質、繊維質、無機質、ビタミン類などから組成されています。

 

 きのこには、

1.体内におけるカルシウム代謝に重要な役割を果たすビタミンDを多く含み、骨粗鬆症の予防効果が期待できます。

2.低カロリーでビタミンやミネラルが豊富なことから健康的なダイエット効果が期待できます。

3.食物繊維が豊富なことから便秘の予防に効果があります。

4.また、シイタケに含まれるエリタデニンという特有成分には血中コレステロール値を下げ、血流をスムーズにして血圧を低下させる効果が期待できます。

5.きのこ類の多糖類(ベータ‐グルカン)は免疫の活性力を高め、ウィルスに対する抵抗力を示したり、抗腫瘍効果(こうしゅようこうか)も期待できます。

 

このようなことから、栄養過多や肥満や成人病に陥りやすい現代人にとってきのこは、まさに理想的な健康食品とえるでしょう。

 

健康を保つため、きのこ類を食卓に積極的に取り入れていきましょう。